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丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位。下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置する。英語圏では、日本の禅僧によって坐禅瞑想が紹介された経緯から、下丹田を hara と呼ぶこともある〔http://mro.org/zmm/teachings/meditation.php〕。 == 概要 == 意味は気の田のこと。気から成る丹を耕す田。体を上下に走る経絡である衝脈の直線と腰回りを一周する帯脈が、下丹田の存在する臍の辺りで交叉して田に見えることから、これを丹田と称するとも言う。 内丹術では、気を材料として、下丹田を鼎炉とみなし意識と呼吸をふいごとして、丹を煉成する。尚、女性の場合は乳房の間の膻中穴を鼎炉とする。 丹田は、古くは『素問』遺篇本病論篇第七十三に「神游上丹田」、邊韶の書『老子銘』に「存想丹田」、張仲景の『金匱要略』にも「丹田」の語が見える。これらは後漢(3世紀前半)の書として伝来するが、文献学的には唐代以降に校訂されており、校訂前の資料にこの語が存在していたかは明確となっていない。 現在確認できる最古の資料では、4世紀の東晋の『抱朴子』「地真篇」や東晋の『鍼灸甲乙経』などに丹田の語を見ることが出来る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丹田」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dantian 」があります。 スポンサード リンク
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