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活性化部分トロンボプラスチン時間 : ウィキペディア日本語版 | 活性化部分トロンボプラスチン時間[かっせいか ぶぶん とろんぼぷらすちん じかん] 活性化部分トロンボプラスチン時間(かっせいか・ぶぶん・トロンボプラスチン・じかん)とは、血液凝固能検査のひとつ。APTT(activated partial thromboplastin time)とも略される。内因系及び共通系の凝固異常を判定する検査として用いられる。 == 検査法 == まず、被検者の静脈血を採取する。このうち血漿に部分トロンボプラスチン、カルシウムの他、カオリン、セライトまたはエラジン酸などの接触因子活性化物質を添加し、凝固時間を測定する。PTT(部分トロンボプラスチン時間)に比べ、より安定した結果を得られる。〔野村武夫ほか、血小板-止血・凝固・線溶-,中外医学社, 1994年, p100-101〕 : PTTは部分トロンボプラスチン(脳抽出粗製セファリン=血小板第3因子作用物質)と適量のカルシウムを添加し、凝固時間を測定するもの。 正常ではAPTT (試薬がリン脂質+カルシウム+エラジン酸) 30-45秒。 : 一般に正常対照(ネガティブ・コントロール)と共に測定する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「活性化部分トロンボプラスチン時間」の詳細全文を読む
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