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流動性のわな : ウィキペディア日本語版
流動性の罠[りゅうどうせいのわな]
流動性の罠(りゅうどうせいのわな、)とは、金融緩和により利子率が一定水準以下に低下した場合、投機的動機に基づく貨幣需要が無限大となり、通常の金融政策が効力を失うこと。
==概要==

景気後退に際して、金融緩和を行うと利子率が低下することで民間投資消費が増加する。しかし、投資の利子率弾力性が低下すると金融緩和の効果が低下する。そのときに利子率を下げ続け、一定水準以下になると、流動性の罠が発生する。
利子率(名目金利)は0以下にならないため、この時点ではすでに通常の金利政策は限界に達している〔ポール・クルーグマン 『恐慌の罠―なぜ政策を間違えつづけるのか』 中央公輪新社、2002年、94頁。〕。金利が著しく低いため、債券の代わりに貨幣で保有することのコストがゼロとなり〔、投機的動機に基づく貨幣需要が貨幣供給に応じて無限に増大する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「流動性の罠」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Liquidity trap 」があります。



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