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曲水の宴[きょくすいのうたげ]
曲水の宴(きょくすいのうたげ(えん)、ごくすいのうたげ(えん))は、水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するという行事である。流觴(りゅうしょう)などとも称される。略して曲水、曲宴ともいう(『広辞苑』第2版)。 == 起源・沿革 ==
=== 中国 ===
中国においては、古い時代から上巳に水辺で禊を行う風習があり〔 「年中行事事典」p263 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版〕、それが3月3日に禊とともに盃を水に流して宴を行うようになったとされる。 中国古代、周公の時代に始まったとも秦の昭襄王の時代に始まったとも伝えられている。永和9年(353年)3月3日、書聖と称された王羲之が曲水の宴を催したが、その際に詠じられた漢詩集の序文草稿が王羲之の書『蘭亭序』である〔 「年中行事事典」p264 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「曲水の宴」の詳細全文を読む
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