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流血女神伝[りゅうけつめがみでん] 『流血女神伝』(りゅうけつめがみでん)は須賀しのぶ著、船戸明里イラストのライトノベルシリーズ。集英社コバルト文庫・角川文庫から発売されている。本編22巻、外伝3巻、番外編2巻の全27巻。 == 概要 == 主人公である少女、カリエ・フィーダが中世ヨーロッパ風に描かれた大国ルトヴィア、イスラム国家を思わせる新興国家エティカヤ、改革期のロシアがモデルのユリ・スカナ、そして原始の宗教国家ザカールの間で翻弄されながら、科せられた運命に抗いひたむきに走り続ける波乱万丈の物語。
作者の専門分野とも言える中欧近現代史の知識を背景にした、それぞれの国家勢力ごとに文化、経済、政治の様態が詳らかに描かれている少女向きレーベルの作品としては異色の物語だが、これらのリアリティを伴った設定に大地母神・流血女神ザカリアをはじめとする神々の圧倒的存在を絡めることで、「歴史」と「神話」の交点に揺らぐ世界観の創出に成功している。それぞれの勢力が辿る運命を、「歴史の必然」と言う視点だけでなく「抗えない神々の意志」として描く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「流血女神伝」の詳細全文を読む
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