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浅間丸(淺間丸、あさままる)は、日本の日本郵船が所有していた貨客船である。その豪華さから「太平洋の女王」と呼ばれることもあった。 ==船歴== ===建造の経緯=== 北太平洋で展開されたアメリカやカナダとの貨客船による競争の一環として、浅間丸は政府の援助を受けて三菱重工業で建造された3隻の浅間丸級貨客船のうちの1隻である。 当時の欧米の主力船に比べその規模こそ小さかったものの、食堂の内装にはふんだんにイタリア産大理石が使われ、客室内には当時欧米製の最新鋭の艤装品が使われるなど、まさに当時の日本の「フラッグシップ」と呼ぶにふさわしいものであった。そのねらいは主な顧客層を欧米人に絞込み、従来のオリエンタリズムの設備やサービス行うのではなく、欧米の客船と同質がそれ以上の水準で、ライバル会社に打ち勝とうとする戦略であった。 しかし主要な艤装品は欧米製であったため、一部には「日本の造船所で建造した外国船」という評価を付けられてしまった。 ちなみに日本郵船内の船種分類は「客船」であり、クリスタルハーモニー就航まで浅間丸型が唯一の分類であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浅間丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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