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浜の館(はまのやかた)は熊本県上益城郡山都町に存在した中世の城館で、阿蘇氏が最盛期を誇っていた時代の中心部。 中世時代、肥後中部に勢力を誇った阿蘇氏が、阿蘇(の南郷谷)より拠点を当地に移し、長らく居館とした。 == 立地 == 上益城郡山都町城平の小高い丘にあり、現・県立矢部高校の敷地に位置する。北側は丘陵で東側には轟川が南流する。館跡は東西220m・南北180mの方形と推定され、北に堀切、その他の三方に濠が巡らされていた。(水濠説もあるが確証はない) プール側の校舎校庭に看板が立っており、一部遺構が移設保存されている。 西側は高低差が大きく、南の轟川(現、五老ヶ滝川 下流に通潤橋や五老ヶ滝がある)を隔てた岩尾城(山城)大手門への道が通じていたとみられる。 周囲には、武家屋敷があり、対岸の武家屋敷と往来するための「御前渡し」とよばれる川の道があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浜の館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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