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浜黒崎仮停車場 : ウィキペディア日本語版
浜黒崎仮停車場

浜黒崎仮停車場(はまくろさきかりていしゃじょう)は、かつて富山県上新川郡浜黒崎村(現・富山市)にあった、国有鉄道北陸本線(現・あいの風とやま鉄道あいの風とやま鉄道線)の仮停車場廃駅)である。浜黒崎仮駅(はまくろさきかりえき)〔鉄道省、『北陸』、1938年(昭和13年)3月、鉄道省〕、浜黒崎駅(はまくろさきえき)〔富澤藤太郎、『北陸旅行案内』、1926年(大正15年)10月、鉄道評論社〕とも呼称された。
当仮停車場の所在地は、現在の富山県道171号浜黒崎宮町線とあいの風とやま鉄道線の交叉地点である中井踏切の北東方面であったとされる〔浜黒崎郷土史編纂委員会、『浜黒崎の近現代』、2000年(平成12年)9月、富山市浜黒崎自治振興会〕。
== 歴史 ==

* 1926年(大正15年)7月3日 - 浜黒崎村が1923年(大正12年)に出願していた〔夏季における停車場設置が、鉄道省告示第106号の「北陸本線東岩瀬水橋間ニ左ノ停車場ヲ設置シ毎年必要ノ時期ニ限リ旅客、手荷物及旅客附随小荷物ノ取扱ヲ為ス」によって実現し、「富山県上新川郡浜黒崎村大字悪地」に開業した〔『官報』4158号、1926年(大正15年)7月3日、内閣印刷局〕。同告示に「停車場ノ開閉期日及取扱区間ハ関係停車場ニ之ヲ掲示ス」とある如く〔、当仮停車場は常設の停車場ではなく、夏季のみ海水浴客のために開設される臨時駅であった〔。
* 1931年(昭和6年)8月 - 浜黒崎海水浴場附近に於けるテント村開設などの観光地化に伴い、当仮停車場を通年営業の普通駅へと昇格させる請願運動が、同村村長などによって開始された〔が実現しなかった。
* 1942年(昭和17年)3月 - 鉄道省告示第62号の「旅客及手荷物運送規則並ニ貨物運送規則ノ改正」によって、当駅は同告示にいう「旅客及手荷物ニ限リ取扱ヲ為ス停車場並ニ仮停車場」にして、かつ「配達ノ取扱ヲ為ササルモノ」とされる〔『官報』第4561号、1942年(昭和17年)3月26日、大蔵省印刷局〕。
* 1948年(昭和23年)8月 - 運輸省告示第240号の「北陸本線浜黒崎及び関西本線午起仮停車場は、これを廃止する」によって廃止される〔『官報』第6488号 、1948年(昭和23年)8月30日、大蔵省印刷局〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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