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なにわ なにわは、大阪の古称・古地名(古代から使われ、呼ばれている地名)。漢字では「難波」「浪速」「浪花」「浪華」、万葉仮名では「奈尓波」「奈仁波」などと表記される。 == 概要 ==
『日本書紀』の神武天皇即位前紀条に、浪速(なみはや)から転訛したとの記載がある。当時は河内平野がまだ海で、浪速碕などと呼ばれた上町台地によって、周辺の潮流が速くなっていたものと思われる。また、難波や浪花の表記も古くから見られ、大坂市街地が形成された近世には大坂の別称として浪華の表記が定着した。 大阪市の大半を占める旧東成郡と西成郡が、もとはそれぞれ難波大郡、難波小郡と称したことから、現在でも一般的に大阪市域を指して用いられる。 『万葉集』では摂津国の別称のように用いている長歌があり、現在では大阪府域にまで拡大解釈して用いられることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「なにわ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Naniwa 」があります。
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