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浮世風呂[うきよぶろ] 浮世風呂(うきよぶろ)は、式亭三馬が書いた滑稽本である。文化6年(1809年)から文化10年(1813年)にかけて刊行された。内容は4編9冊に分けられ、初編・四編が男湯、二編・三編が女湯となっている。角書をつけると『諢話浮世風呂』(おどけばなしうきよぶろ)となる。 当時の庶民の生活を、浴場を舞台に描いたもので、当時の生活とともに、落語の話術を取り入れた会話の軽妙さと底辺の人々を描いてほのかな明るさをしめしている。ガ行鼻濁音の記録として知られ、日本語史上の資料としても貴重なものである。 ==刊本==
*和田万吉校訂 岩波文庫 1928 *中村通夫校注 日本古典文学大系、岩波書店、1957 *神保五弥校注 角川文庫、1968 のち新日本古典文学大系 岩波書店、1989
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浮世風呂」の詳細全文を読む
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