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海の底 : ウィキペディア日本語版
海の底[うみのそこ]

海の底』(うみのそこ)は有川浩による小説作品。2005年6月にメディアワークスより出版角川書店より発売された。
==概要==
著者の自衛隊三部作の「海」に当たる。
桜祭りで一般に開放された横須賀米軍基地に突如海から巨大生物の大群が襲来し、次々と人を襲う。自衛隊員2人は逃げ遅れた子供たちを連れ、米軍基地内に停泊していた海上自衛隊潜水艦でろう城することに。
市民の犠牲も省みず爆撃を画策する米軍、政治的判断を優先させる内閣、警察上層部の思惑を背景に、潜水艦に取り残された者、自衛隊、機動隊、警察の対策本部といった様々な視点から物語は進んでいく。
第三者としてネット上の小コミュニティの掲示板参加者の動向も大きなファクターになっているのが特徴。マスコミも読者に事態の進行を告知し、登場人物らが情報を得るメディアとして登場するが、事件の解決には貢献せず、むしろ興味本位で事態を混乱させる存在として批判的に描かれている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「海の底」の詳細全文を読む



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