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海底ポスト(かいていポスト)は海底に設置されている郵便ポスト。海中郵便ポスト、海中ポストとも呼ばれる。日本では和歌山県すさみ町、静岡県伊豆市、沖縄県那覇市に設置されている。 == 和歌山県すさみ町 == === 概要 === 1999年4月に南紀熊野体験博でのイベントの一つとして、和歌山県すさみ郵便局局長の発案で設置された郵便ポスト。設置場所は、和歌山県のすさみ町の枯木灘(かれきなだ)海岸、岸から100m、水深10mの海底にあり、郵便ポストは、昔ながらの円柱形の丸ポスト(郵便差出箱1号)である〔。 実際に投函されたハガキは地元のダイバーが毎日回収し、日本郵便株式会社を通じて全国に配達される〔。1日平均10通、週末や夏休みには多い日で50通のハガキが投函され、年間投函数は1000通近くに上る〔。 2002年のギネスブックに「世界一深いところにあるポスト」として認定、掲載された〔。同年6月9日に投函数が1万通、2005年12月25日には投函数2万通、さらに2011年10月1日には投函数が3万通を記録した。 元々すさみ町は、ダイビングスポットとして人気があるところで、海中ポストへの投函目的で訪れる人も多く、ダイビングツアー参加客が現地で耐水紙はがきを買って投函しているという〔。 また、2007年4月15日には、8年間海底に設置されていたポストの老朽化により、ポストの取り換え作業が行われた。取り換え作業は、公募した「ボランティアダイバー」7名を含む10名で行われ、今後は新旧ポストを1年交代で使用する予定である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海底ポスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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