|
有限会社ジェリーフィッシュ (Jellyfish) は、アダルトゲームメーカー。旧称は「海月製作所」(うみつきせいさくしょ)。発売延期を繰り返すことで知られている〔Jellyfishの新作エロゲ「sisters」の発売日がやはり延期に - にゅーあきばどっとこむ〕。 == 社歴・概要 == 1995年、『パワースレイブ』(以後『パワスレ』)でソフトハウスとしてデビュー。当時、成人向け漫画で有名だった織倉まことのキャラクターデザインによる艶やかなヒロイン達と、それを崩さずアニメーションさせた大胆なセックスシーンが、PC-9800シリーズのユーザーやメガストアなどのアダルトゲーム専門誌上にて人気を呼ぶ。しかし、まもなく本作の原画や作画監督を担当していた外注の有名アニメーターが、セックスシーンの原画をソニアの『VIPER』シリーズからほぼ丸写ししていた事実が判明。これが、後にソニアとメガストアとの間に生じた大きな溝の原因の1つとなる。 1997年、たくま朋正にキャラクターデザイン・原画を依頼した『ルーキーズ』を発売。本作のみアニメーションは使用されなかったが、グラフィックもさながら青臭さと熱さを混在させたシナリオが評価される。 1998年、海月製作所の名をアダルトゲームファンに広く知らしめることになる『ラブ・エスカレーター』(以後、『ラブエス』)を発売。この頃になると、日本国内におけるアダルトゲームのプラットフォームは1995年のWindows 95の発売によって、それまで席巻していたPC-9800シリーズからWindows 95へほぼ移行済みであったが、それでも本作はPC-9800シリーズのユーザーによる高セールスを記録し、有限会社化へ踏み切らせるきっかけとなる。また、あまりの人気にプログラマがWindows 95用の非公式エミュレータを開発し、無償配布に踏み切ったほどである〔ラブ・エスカレーター for Windows DirectX版/ラブ・エスカレーター for Windows 非DirectX版 - Production StarHole〕。これを期に、海月製作所は「ジェイ・ノード」や「シューティングスター」などの流通会社と親密で『ラブエス』の開発に直接携わった面々から構成される有限会社「ジェリーフィッシュ」と、そうでないソフトハウス「海月倶楽部」へ分裂した。しかし、ぶんか社が販売を担当した後者は、1999年に発売したデビュー作『30DAYS』〔30 DAYS | 中古PC18はコムショップ通販 〕だけで消滅することになる。 1999年にはジェリーフィッシュとしてのデビュー作『GREEN 〜秋空のスクリーン〜』(以後『GREEN』)を、2003年には『ラブエス』のリメイク作『LOVERS 〜恋に落ちたら…〜』(以後『LOVERS』)を発売。 2015年11月現在、『Black and White』『GREEN 〜秋空のスクリーン〜 DVD EDITION』を開発中。また、『GREEN』で人気を博したサブヒロインの広瀬真理子が主人公の2ページ漫画『真理子ちゃんがイク!!』を、アダルトゲーム専門誌「BugBug」に連載中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジェリーフィッシュ (ゲームメーカー)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|