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海洋気象ブイ[かいようきしょうぶい]
海洋気象ブイ(かいようきしょうブイ)とは海面、または海水中で自動的に海洋・気象観測するブイ。漂流型と係留型の二つに大きく分けられる。 == 漂流型 == 海面を漂流しながら、観測を行うブイ(ロボット)。さまざまなセンサーを装備しており、自動的に観測した結果を人工衛星を通じて地上に送信する。また、同時にブイの位置を人工衛星を用いて追跡させれば、海流を観測(ラグランジュ的測流)できる。気象庁の漂流型海洋気象ブイでは、通常3時間ごとに気圧・水温・波高・波周期のデータとブイの位置情報を、人工衛星を経由して地上に報告されている〔気象庁・漂流型海洋気象ブイロボット 〕。バッテリーの寿命が数か月程度なので、適切な間隔で随時ブイが投入されている。ただし、観測終了後、回収が困難であるため、ブイの材質はプラスチックではなく、環境に悪影響を与えにくいアルミ合金である〔 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海洋気象ブイ」の詳細全文を読む
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