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海洋貿易船 : ウィキペディア日本語版
船[ふね]

(ふね、舟、舩)とは、人や物をのせて上を渡航(移動)する目的で作られた乗り物の総称である〔広辞苑 第五版 p.2354「ふね【船・舟・槽】」〕。
基本的にはなどの水上を移動する乗り物を指しているが、広い意味では水中を移動する潜水艇潜水艦も含まれる。動力は人力・原動機などにより得る。
大和言葉、つまりひらがなやカタカナの「ふね」「フネ」は広範囲のものを指しており、規模や用途の違いに応じて「船・舟・槽・艦」などの漢字が使い分けられている。よりかしこまった総称では船舶(せんぱく)あるいは船艇(せんてい)などとも呼ばれる(→#呼称参照)。
水上を移動するための乗り物には、ホバークラフトのようにエアクッションや表面効果を利用した船に近いものも存在する。また、水上機飛行艇のように飛行機の機能と船の機能を組み合わせた乗り物も存在し、水上機のフロートや飛行艇の艇体は「浮舟」(うきぶね)と表現される。
なお、宇宙船飛行船などの水上以外を航行する比較的大型の乗り物も「ふね」「船」「シップ」などと呼ばれる。これらについては宇宙船、飛行船などの各記事を参照のこと。また舟に形状が似ているもの、例えば刺身を盛る浅めの容器〔、セメントを混ぜるための容器(プラ舟)等々も、その形状から「舟」と呼ばれる〔さらに、オートバイに取り付けられるサイドカー(側車)等々もそう呼ばれる。〕。これらについても容器など、各記事を参照のこと。
== 概要 ==

=== 基本機能 ===

「船」と呼ぶためには水上で安定して浮かぶためのアルキメデスの原理によって得た浮力と共に復原性も備えた「船体」と、推進力(風力などの自然力、エンジンなどの動力)、針路を定める「」(かじ)の機能を備える必要がある。「オール」や「」、「」は動力としてだけでなく舵としても使える。動力として内燃機関などのエンジンを使うか否かに関わらず、スクリュープロペラが1つの場合は舵が必要となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「船」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ship 」があります。



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