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海浜[かいひん]
海浜(かいひん)とは、水辺に形成された地形の一種である浜のうち、海に面したものを言う。あるいはまた、陸が海に接する「海岸(海岸地形)」の類型の一つを指す。 自然に形成されたものを基本とはするが、実際的用法としては、人為的に造成された自然的地形をも含む。 また、日本語としては類義語と混同されることも多く、磯、サンゴ礁、干潟などを含む場合もあり、さらには、波が打ち寄せる所(波打ち際)を意味する渚(なぎさ。本来は海岸や湖岸を指す)と同義で用いられることも多い。 == == 日本語で「海浜」と言えば、海水浴適地(設備・施設の整った「海水浴場」や、設備は無いものの海水浴に適した区域)に利用される浜(砂浜〔直径2mm未満の砂が半分以上を占める浜。〕と礫浜〔直径2mm以上の礫が半分以上を占める浜。俗には「石浜」とも呼ぶ。〕)を指すと思われがちであるが、そのような定義は存在しない。仮の話として、未知の島があった、もしくは、新しく島が生まれた、あるいは、人すらいない地質時代の島のこととした場合でも、そこに形成されている海岸地形が「浜」でありさえすれば、それは「海浜」である。 日本では、行政によって海水浴場としての整備が進み、本来の自然環境が失われている例も多数見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海浜」の詳細全文を読む
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