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高島 (大分県)[たかしま]
高島(たかしま)は、大分県大分市佐賀関の関崎(地蔵崎)から約3.5km沖合の豊予海峡に浮かぶ離島である。瀬戸内海国立公園に指定されている。 == 概要 == 本島は、周囲約5.5km、面積80ha、最高点は標高148.3mで、周囲には東側に東から順に白滝・船間・アシカの3つの小島が点在する〔高島 - 関崎海星館へようこそ! 〕。これらはいずれも無人島である。アシカ島は、昔アシカの大群が集まっていたことから名付けられたと言われる〔。 ウミネコの営巣地の南限、ビロウ樹(ビロー樹)の自生北限として、また、アコウ樹、ハマユウ等の亜熱帯植物の繁殖地として知られており、ウミネコ営巣地とビロウ樹は大分県の天然記念物に指定されている。 現在は観光地となっており、春から夏にかけてはウミネコ観光周遊船が就航し、7月 - 8月には西側海岸にキャンプ場がオープンする。 綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』の舞台となったS半島J崎沖にある角島は、この島がモデルであるとされる。綾辻自身はこの島を訪れたことはないが、同じ京大推理小説研究会に属し後に結婚することになる小野不由美からこの島のことを聞いて舞台にしたという〔おおいた小説今昔:1 十角館の殺人 佐賀関・高島 彼女の故郷にひかれた/大分県 朝日新聞(大分版)、2014年5月4日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高島 (大分県)」の詳細全文を読む
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