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海藻(かいそう、)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称〔杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.285 2008年〕。 == 概説 == 藻類には海産のものと淡水産のものがあり、このうち海藻は海産種群を指す〔。 これとは別にアマモのように海産植物ではあるが陸上植物と同様に根・茎・葉を有し花を咲かせる種子植物もあるが、これらには「海草」の字が当てられ海藻とは区別される〔。海水域に生息する種子植物はアマモ類などの非常に限られた種類だけであり、その生息環境も沿岸部での限定的なものである。多くの海草が砂泥底に生育するのも海藻とは大きく異なる。 海産の藻類としてはプランクトンや共生藻類として生活する微視的なものも多いが、それらも海藻とは呼ばれない。 海藻は系統学的には異質な複数の分類群から成り立つ。これを反映して形態をはじめ生物学的な性質には大きな多様性が見られる。 食品・工業原料として重要な海藻も多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海藻」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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