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海西モンゴル族チベット族自治州 : ウィキペディア日本語版 | 海西モンゴル族チベット族自治州[かいせい-もんごるぞく-ちべっとぞく-じちしゅう]
海西モンゴル族チベット族自治州(かいせい-モンゴルぞく-チベットぞく-じちしゅう)、モンゴル文字:、チベット文字:は、中華人民共和国の青海省に設置されたチベット族およびモンゴル族を自治の主体民族とする自治州の一つ。 チベット名ツォヌプの「ツォ (mtsho)」、モンゴル名の「ノール 」とは、「青海湖(チベット名:ティショルギャルモ湖、 モンゴル名フフ・ノール ) を、チベット名「ヌプ (nub)」、モンゴル名「バロン 」」とは「西」を意味し、あわせて「ティショルギャルモ湖の西」を意味する。中国名「海西」はその逐語訳である。 自治州面積は青海省の45%を占める。州都はデリンハ市。チベットの伝統的な地理区分ではアムド地方の北部に相当する。またモンゴル人が伝統的に「デート・モンゴル(高地モンゴル)」と称してきた地の大部分を占める。 == 地理 == チベット高原北部、青海省の西部に位置し、西は新疆ウイグル自治区、北は甘粛省、南は青海省の玉樹チベット族自治州およびゴロク・チベット族自治州、東は青海省の海北チベット族自治州および海南チベット族自治州と接する。また本州の西南方には、玉樹チベット族自治州とチベット自治区のナクチュ地区に囲まれた飛地がある。 自然地理的には中国四大盆地のひとつであるツァイダム盆地に所在し、北はアルチン山脈、 祁連山脈、南はバヤンカラ山脈に囲まれている。州内の平均海抜は 3,000 メートル前後、年平均気温は摂氏マイナス5.6度からマイナス5.2度で寒冷な大陸性高原気候である。州東部は農牧地帯、州西部は鉱工業地区となっているが、大部分は人煙稀な地域である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海西モンゴル族チベット族自治州」の詳細全文を読む
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