|
つけ麺(つけめん)とは、麺をつゆにつけて食べるスタイルの麺類で、主にラーメンの一種〔「つけめん」は「ラーメン」か? 新横浜ラーメン博物館が取材・調査を発表 asahi.com(朝日新聞)2010年5月19日 「つけめん」は「ラーメン」か? / 画像版 - 新横浜ラーメン博物館 2010年5月19日〕として扱われる日本の麺料理である。店によってはもりそば、つけそば、ザルとメニューに記される〔「〝つけめん〟大ウケ」『讀賣新聞』1977年11月25日付朝刊、第12面。〕。 == 特徴 == 茹で上げた麺を冷水でヌメリを取り、締めてから皿やざるに盛り、別の器についだ熱い(もしくは冷たい)スープに一口分ずつ漬けながら、ざる蕎麦のように食べるのが一般的。一旦締めた麺を温めた状態で提供することを「あつもり」という〔「あつもり」との区別として元々の冷たい麺を「ひやもり」と特記する店舗も存在する。〕。 スープ(つけだれ)は通常のラーメンのものよりも濃く調整されることが多い。酸味を効かせたもの、甘味を効かせたもの、魚粉を効かせたものなど多種多様である。スープに重きを置く事の多いラーメンとは対照的に締める事で麺に重きを置く事が多いため麺の量は普通盛りで通常のラーメン(100-150グラム)に対して、つけ麺は2倍程度(200-300グラム)多く提供する傾向がある〔。麺を食べた後に、ラーメン用の豚骨や鶏がら風味のスープをさらに足し、つけだれをスープで割って味わうよう、「スープ割り」を提供する店がある。店員に注文すると提供してくれる店が大半であり、逆に注文しなければ提供されないことが多い。 具は店によって様々のスタイルであり、スープの器か麺の器、あるいは双方の器に乗せられる。具の内容は、基本的にラーメンと変わらず、麺の上に海苔、叉焼、メンマ、ゆで卵などがトッピングされることもあり、薬味としてワサビや柚子などがつけられることもある。 広義では冷やし中華や冷麺に近いものや、食べ方は同じであるがスープが冷たいものもある。それらは古くから北海道では「ざるラーメン」東北地方では「ざる中華」等と呼ばれており、いわゆる「つけ麺」とは別のルーツを持つ。これらは、ざる蕎麦を食べる際に使用されるような蒸篭で提供されたり、スープがごまダレや、麺つゆで提供されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「つけ麺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|