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浸出水処理施設[しんしゅつすいしょりしせつ] 浸出水処理施設(しんしゅつすいしょりしせつ)とは、廃棄物の最終処分場から発生する浸出水を処理し、公共用水域へ放流するための施設のことで、廃棄物処理法に定める管理型最終処分場に、市町村や組合などが設置、管理する。 日本では廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法、廃掃法と略される)に定められた構造基準と維持管理基準に基づいて設置・運営され、処分場が満杯になって埋立が終了した後も、浸出水が水質汚濁の原因とならなくなるまで運転を続ける。 水質汚濁防止法の特定施設ではないが、一律排出基準のほか協定や条例による排水基準が定められているのが普通である。 == 概要 == 最終処分場に降った雨などの降水は、安定化を待つ埋立廃棄物の中にしみ込み、何らかの物質を溶かし出す。これを保有水と呼ぶが、これはほとんどの場合、外部環境にしみ出せば水質汚濁の原因となる。浸出水処理施設は、それを防ぐことを目的に設置される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浸出水処理施設」の詳細全文を読む
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