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涅槃交響曲(ねはんこうきょうきょく、英題:''Symphony Nirvana'')は、黛敏郎作曲の交響曲。1959年、第7回尾高賞を受賞した作品である。早坂文雄に捧げられた。 仏教の声明を、会場にバラバラに配置された3群の男声合唱団と管弦楽パートで、ホール全体を利用して効果的に演奏される。またテープ音楽の先駆けとして、梵鐘を打つ音を一度データ解析した上でその音をオーケストラにて再現するという手法も取られている(黛はこれを「カンパノロジー・エフェクト」と呼んだ)。 初演は1958年4月2日の「三人の会」第3回公演で、指揮は岩城宏之、演奏はNHK交響楽団と東京コラリアーズ。 なお、同じ仏教の世界を扱った黛の兄弟作品として曼荼羅交響曲がある。 == 楽章の構成 == * 第1楽章 - カンパノロジー I * 第2楽章 - 首楞厳神咒 * 第3楽章 - カンパノロジー II * 第4楽章 - 摩訶梵 * 第5楽章 - カンパノロジー III * 第6楽章 - 終曲(一心敬礼) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「涅槃交響曲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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