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消滅集落[しょうめつしゅうらく] 消滅集落(しょうめつしゅうらく)は、かつて住民が存在していたが、住民の転居や死亡などで、住民の人口が0人になった集落である。 == 概要 == 消滅集落は特に北陸地方、四国地方に多い。農林水産研究情報総合センターのアンケートによると、回答した1243市町村の2割以上に当たる289市町村に消滅集落があった。今後は中国地方、九州地方で消滅集落が増える可能性がある。 「消滅せざるを得ない集落」の戸数は、4戸10人、1家族2人程度が限界の北陸、四国は限界水準が低く、6戸18人、1家族3人程度が限界の東海、近畿は限界水準が高い。集落の限界水準は地域にもよるが、5戸前後で10人から15人と考えられる。 消滅理由は地域差があり、北海道地方では「基幹作物の収益性の低下」、「耕作環境の悪化」が多く、沖縄地方では「基幹作物の収益性の低下」、「教育上の不安」が多い。また、ダム建設や自然災害(特に豪雪が多い)などでも消滅することがある。 なお、第二次世界大戦後、侵攻してきたソ連軍により強制的に北海道本島に移住させられた北方領土の集落も法的にはすべて消滅しているが、これらは含まない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「消滅集落」の詳細全文を読む
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