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消耗戦争[しょうもうせんそう]
消耗戦争(しょうもうせんそう,, ''Ḥarb al-Istinzāf'', ''Milhemet haHatashah'')とは、1969年(実質1967年)から1970年にかけてイスラエル・エジプト間で発生した戦争。その規模から「中東戦争」として採り上げられることは少ないが、日本の一部文献ではこの戦争を「第四次中東戦争」とし、1973年の第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)を「第五次中東戦争」と呼ぶこともある。 ''中東戦争の全般については、中東戦争を参照のこと'' ==概要== 1967年の第三次中東戦争でイスラエルに対して大敗を喫したエジプトが、イスラエルの戦力・士気低下を狙って散発的に仕掛けた戦争。エジプト軍はスエズ運河東岸のイスラエル軍陣地を狙って砲撃やコマンド部隊による襲撃を繰り返した。これに対してイスラエルはエジプト軍陣地への空軍やコマンド部隊の襲撃をもって徹底的に応戦した。戦争は両者が決定的勝利を得られないまま1969年3月から約1年間、それ以前の攻撃も含めれば約3年間続き、1970年に停戦した。この戦争中にイスラエルは対エジプト防衛線、いわゆるバーレブ・ラインを構築している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「消耗戦争」の詳細全文を読む
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