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液体窒素[えきたいちっそ]
液体窒素(えきたいちっそ、liquid nitrogen)は、冷却された窒素の液体である。液化窒素とも呼ばれ液化空気の分留により工業的に大量に製造される。略号はLNで、純粋な窒素が液相状態になったものである(液体の密度は三重点で0.807 g/mL)。 == 解説 == 液体窒素は 冷却剤として使用される液体で、生体組織に付着すると容易に凍傷を引き起こし、また密閉空間で急激に気化させると酸素欠乏症に陥るので慎重な取り扱いが必要である。周囲の熱を断熱することで、液体窒素は目に見えるような蒸発による損失をともなうことなく貯蔵あるいは輸送ができる。 液化は1906年にオランダのヘイケ・カメルリング・オネスによって初めて行われた。 日本では取り扱いに際し、酸素欠乏危険作業主任者資格が必要な場合がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「液体窒素」の詳細全文を読む
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