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液性免疫[えきせいめんえき] 液性免疫(えきせいめんえき)は抗体や補体を中心とした免疫系である。抗体が血清中に溶解して存在するためこのように呼ばれる。別名、体液性免疫。 == 液性免疫の誘導 == マクロファージや樹状細胞などは抗原を細胞内へ取り込んだのちに分解を行い、その断片を細胞表面に提示することにより抗原提示細胞として機能している。抗原提示細胞はMHCクラスII分子を介して抗原断片を提示し、ナイーブT細胞(Th0)細胞表面のT細胞抗原受容体(TCR;T Cell Receptor)へシグナルを伝える。Th0細胞が1型ヘルパーT細胞(Th1)と2型ヘルパーT細胞(Th2)のどちらに分化するかの割合は疾患により異なるがTh2サイトカインと呼ばれるインターロイキン(IL;Interleukin)-4,IL-5等の存在下においてTh0はTh2に分化し、液性免疫を誘導する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「液性免疫」の詳細全文を読む
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