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|- | colspan="2" style="padding: 0;"| |- | colspan="2" style="padding: 0;"| 涼宮ハルヒシリーズ(すずみやハルヒシリーズ)は、『涼宮ハルヒの憂鬱』(すずみやハルヒのゆううつ)をはじめとする、谷川流による日本のライトノベルシリーズ。イラストはいとうのいぢ。角川スニーカー文庫(角川書店)より2003年6月から刊行されている。 == 概要 == エキセントリックな女子高校生のヒロイン、涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブSOS団のメンバーを中心に展開する、「ビミョーに非日常系学園ストーリー」〔第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』裏表紙カバー。〕。物語は、ごく普遍的な高校生活の緻密な描写と、荒唐無稽な展開を組み合わせた内容となっており、主人公である男子高校生キョンの視点から一人称形式で進行する。 既刊11巻(2014年3月現在)、累計800万部(2011年6月の時点)の売上げを記録した。世界15カ国で発売されている文庫とコミックスと合わせた累計部数は1650万部に達する〔。第1作である『涼宮ハルヒの憂鬱』は第8回スニーカー大賞<大賞>を受賞。他『このライトノベルがすごい!』2005年版で作品部門1位を獲得したのをはじめとし、2006年版で6位、2007年版、2008年版でそれぞれ2位と常に上位をキープしており、2005年版から4年連続でベスト10入りした唯一の作品であった〔対象期間内に新刊が発売されていないため、2009年版では選考対象から外れた。但し、30位相当の票数が入ったことが、2009年版によって明らかにされている。〕。 2005年9月にはツガノガクによる漫画版が『月刊少年エース』にて連載開始。2006年4月よりテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が独立UHF局をはじめとする各局で放送された。2009年4月よりテレビアニメが2006年版の回に新作を加えて放送された。劇場版アニメーション映画『涼宮ハルヒの消失』は2010年2月6日より公開された。テレビアニメ化を境に一気に人気作品となり、ライトノベルの中では最も成功した作品のひとつであるとも評された〔。天真爛漫なヒロインに周囲が振り回されるという「お祭り騒ぎ的な要素」が、ヒット当時の時代性に合致していたとも言われる。 テレビアニメの放送後、2007年4月に出版された第9巻『涼宮ハルヒの分裂』を境に4年間に渡って新刊の発表が中断されていたが、2010年4月30日発売の『ザ・スニーカー』2010年6月号にて、続刊の内容の一部が先行掲載され、翌年の2011年5月25日〔告知は2010年12月発売の『ザ・スニーカー』2011年2月号にて発表された。〕に第10・11巻となる『涼宮ハルヒの驚愕』前後編がアジア5か国・地域で同時に〔出版された。『涼宮ハルヒの驚愕』の初版部数は前後編ともに51万3000部で、ライトノベル史上最多となった。 スピンオフ作品のアニメ化もなされており、2009年には『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』『にょろーん、ちゅるやさん』がYouTubeで配信されたほか、2015年には『長門有希ちゃんの消失』がテレビアニメ化された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「涼宮ハルヒシリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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