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淮安市[わいあん-し]
淮安市(わいあん-し)は中華人民共和国江蘇省の中西部に位置する地級市。2001年以前は淮陰市(わいいん-し)と称されており、同名の淮安市は県級市として淮陰市管轄とされていた(詳細は淮安区を参照)。淮河の流域にあり、淮河水系の中国第4位の淡水湖・洪沢湖が西部に広がる。面積は10,100平方km、人口は534万人(2007年)でうち常住人口が484万人、非農業人口が90万人。中華人民共和国の政治家周恩来の出身地でもある。 ==地理== 淮安は江蘇省中西部に位置し、西北は宿遷市に、北は連雲港市に、東は塩城市に、東南は揚州市に、西南は安徽省滁州市に接する。 淮安市の大部分は淮河流域の平野で、地勢はきわめて平坦である。盱眙県の域内に若干の丘陵地帯が存在する。 また淮安市には河川や湖沼が非常に多い。主要な河川・運河は、京杭大運河、淮河、蘇北灌漑総渠などがある。淮河はかつて淮安から東の黄海へと流れていたが、黄河の流路が南へ移り淮河の流路を乗っ取ったために淮河は溢れ出して南の長江へと流れるようになった。このときあふれた水で形成されたのが、淮安西部の市境に広がる中国第4位の大きさの湖・洪沢湖である。淮河の氾濫を防ぐため、中華人民共和国は蘇北灌漑総渠を建設し、再び淮河の水の一部を黄海へ流している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「淮安市」の詳細全文を読む
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