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深坂越[ふかさかごえ]
深坂越(ふかさかごえ)は福井県と滋賀県を隔てる峠である。 == 概要 == 標高364mの福井県敦賀市と滋賀県長浜市を隔てる峠である。深坂峠(ふかさかとうげ)とも呼ばれる。歴史は古く、万葉集にもその名が刻まれており、少なくとも奈良時代には人の往来があったとされている。長く日本海側の玄関口であり、陸路でも交通の要衝である敦賀と京都、大阪、安土(現在の滋賀県近江八幡市安土町)等における水路として重要だった琵琶湖を結ぶ最短経路としてこの峠が越えられてきた。平安時代末期から度々、この塩津街道最大の難所に運河を通そうという計画が持ち上がったが、巨岩が多い地質が影響しすべて頓挫してきた歴史がある。特に最初期の平清盛が命じた運河建設では実際に建設は進められており、その際も巨岩にぶつかりこれを砕こうとするとけが人が続出したという。そこでここに地蔵を祀ったという伝承が残っている。その地蔵が現存する深坂地蔵である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深坂越」の詳細全文を読む
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