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『清代学者像伝』()は、葉衍蘭と孫の葉恭綽が編纂した清代の学者の肖像画集。二集に分かれ、計368名(371幅)の肖像画を収録している。 葉衍蘭は広東省番禺出身で、1856年に進士になった人物。書画を愛好し、特に肖像画の収集に力を注いだ。大興の画家黄小泉に模写を依頼し、顧炎武から魏源に至るまで、169名(171幅)の学者の肖像画を編纂した。これが第一集である。 第一集は葉衍蘭の孫で交通系の政治家葉恭綽によって1928年に商務印書館から出版された。しかし葉恭綽は収録されている学者が同治以前に限られ、それ以降の学者が含まれていないこと、また同治以前でも含まれていない重要な人物が多いことを遺憾に思い、以後20年にわたって肖像画を収集し、江西省の画家楊鵬秋に模写を依頼した。こうして新たに200名の肖像画が編纂され(ただし侯方域が第一集と重複)、1953年に安定珂羅版社から出版された。これが第二集である。 1989年に上海古籍出版社が第一集と第二集を併せて再版したが、画質が悪く、原本に及ばなかったため、2001年に上海書店によって再度出版された。 ==第一集== ===第一冊(四十二幅)=== File:Gu yanwu.jpg|顧炎武 File:Huang Zong-Xi.jpg|黄宗羲 File:傅山.jpg|傅山 File:徐枋.jpg|徐枋 File:項聖謨.jpg|項聖謨 File:陳恭尹.jpg|陳恭尹 File:屈大均.jpg|屈大均 File:冒襄1.jpg|冒襄(一) File:冒襄.jpg|冒襄(二) File:侯方域1.jpg|侯方域 File:吳偉業.jpg|呉偉業 File:魏際瑞.jpg|魏際瑞 File:魏禧.jpg|魏禧 File:魏禮.jpg|魏礼 File:王士禛.jpg|王士禎 File:田雯.jpg|田雯 File:錢陸燦.jpg|銭陸燦 File:盛符升.jpg|盛符升 File:宋犖.jpg|宋犖 File:徐乾学.jpg|徐乾学 File:吳之振.jpg|呉之振 File:王時敏.jpg|王時敏 File:石濤.jpg|道済 File:王鑑.jpg|王鑑 File:惲格.jpg|惲格 File:王翬.jpg|王翬 File:吳歷.jpg|呉歴 File:王原祁.jpg|王原祁 File:徐秉義.jpg|徐秉義 File:彭孫遹.jpg|彭孫遹 File:秦松齡.jpg|秦松齢 File:陳維崧.jpg|陳維崧 File:朱彝尊2.jpg|朱彝尊(一) File:朱彝尊1.jpg|朱彝尊(二) File:湯斌.jpg|湯斌 File:汪琬.jpg|汪琬 File:潘耒.jpg|潘耒 File:施閏章.jpg|施閏章 File:黃與堅肖像畫.jpg|黄与堅、禹之鼎 File:徐釚.jpg|徐釚 File:尤侗.jpg|尤侗 File:毛奇齡.jpg|毛奇齢 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清代学者像伝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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