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清内路峠 : ウィキペディア日本語版
清内路峠[せいないじとうげ]

清内路峠(せいないじとうげ)は、長野県木曽郡南木曽町下伊那郡阿智村の境界に位置する標高1,192mのである。
== 概要 ==
峠越えの道路として、木曽地区と飯田地区を直接結ぶ路線である国道256号線が通っている。
現在清内路峠付近は旧道(一部区間は落石でほぼ廃道同然の状態)であるが、ガードレール及びゲートで封鎖されており電力・林業等の事業用を除く一般車両・歩行者の通行は不能である。
2000年7月に峠のほぼ真下を直線に貫く形で国道256号線バイパス清内路トンネル(標高1,094m、延長1,642m)が開通し、一般通行用のこのトンネルが実質の峠扱い(トンネル入口には「清内路峠」の標識はない)となっている。
清内路峠区間に並行する中央自動車道中津川IC園原IC間〔園原ICは名古屋方面の出入口(上り線出口と下り線入口)のみのハーフICとなっているため、恵那山トンネルを迂回する場合、園原ICではなく飯田山本ICを利用しなければならない。〕に存在する恵那山トンネルは危険物積載車両が通行禁止の上、通過に際し特別料金が加算されている。このため、飯田市民・阿智村民・南木曽町民はもとより、同区間を利用しない物流トラック等が迂回路としており、交通量は多めである。
2009年7月現在、峠手前の南木曽町側については急勾配・急カーブの連続する大型車のすれ違いが困難な狭隘路であるが、道路改良工事が行われており、完成後は急カーブ・狭隘については解消される見込みである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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