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清戸迫横穴(きよとさくおうけつ)は、福島県双葉郡双葉町大字新山にある横穴式装飾古墳。 奥壁に人や動物、うずまきを描いた壁画が残されている。1968年(昭和43年)5月11日、国の史跡に指定されている。 == 装飾壁画の発見 == 清戸迫横穴は300基以上ある横穴墓群の一つで、正式名称は「清戸迫76号横穴墓」である。 古くから清戸迫丘陵地にその存在が知られていた円墳・横穴群のうちの76号で、1967年(昭和42年)11月、双葉町立南小学校の新築に伴う敷地造成工事にかかる発掘調査がおこなわれ、同年11月、敷地内に存在していた横穴墓群の一部を発掘調査した際に76号横穴墓から玄室奥壁に保存状態のよいベンガラ(赤色顔料)によって描かれた壁画が発見された。 壁画は、現在判明している彩色壁画のうちの北限にあたる。なお、この横穴墓の築造年代は7世紀前半と考えられている。 なお、現在は双葉町立南小学校の敷地内に保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清戸迫横穴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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