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清水康英 : ウィキペディア日本語版
清水康英[しみず やすひで]

清水 康英(しみず やすひで)は、戦国時代武将後北条氏の家臣で伊豆・下田城城主。属伊豆水軍。もともとの本拠地は伊豆奥郡で加納矢崎城城主。康英の「康」は、北条家第三代当主である北条氏康からの一字書出しとして授与されたものである。
== 一族 ==
父は清水綱吉か。清水氏は、北条家第3代当主である北条氏康の傅役でもあり、さらに母または祖母は、氏康の乳母であった。このことからも伺えるように、清水氏と北条家は強い関係を築いていたものと思われる。清水氏は、明応初期に作成されたと推定される「伊豆国道者注文」の古文書(天理図書館所蔵)で初めて清水氏の名がみえ、その出自は備中清水氏とも考えられる〔下山治久 『北条早雲と家臣団』 有隣堂 1999年 24頁〕。
康英の子には、 新七郎(1569年甲斐武田氏の侵攻を駿河蒲原城で迎え撃ち戦死)(孕石文書)及び太郎左衛門尉(小田原開城後に氏直に同行した後、結城秀康に仕えて1616年に没)の二人がある。康英の後裔の一派は文禄2年(1593年)沼津に移り住み、駿河国駿東郡沼津宿の本陣となり幕末に至るまで名主や年寄などを務め、明治に入ってからは沼津郵便電信局を営んだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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