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清水磨崖仏[きよみずまがいぶつ]
清水磨崖仏(きよみずまがいぶつ)は鹿児島県南九州市にある仏教遺跡。「磨崖仏」と言う名前ではあるが仏像はほとんど掘られておらず、五輪塔、梵字、お経の板碑が多いのが特徴である。 最も古いものは平安時代末期頃製作と考えられており、最も新しいのは明治28年(1895年)、吉田順道が地元の石工・木原三之助に注文して掘らせた宝筺印塔、十一面観音像、阿弥陀如来像である。 最大の物は平安時代末期頃に掘られた「大五輪塔」で、高さ11mであり日本最大である。現在肉眼では確認できないが、赤外線調査によりこの五輪塔の周囲に5000字以上の梵字が更に線刻されていたことが明らかになった。他に弘長4年(1264年)銘「月輪大梵字」、永仁4年(1296年)銘「宝筺印塔」3基、文明5年(1473年)銘の板碑などがある。 現在、磨崖仏のある辺りは岩屋公園として整備されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清水磨崖仏」の詳細全文を読む
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