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渡辺 允(渡邉 允、わたなべ まこと、1936年 - )は、東京府出身の日本の外交官で、侍従長を務めた。現在は、宮内庁参与。 == 略歴・人物 == 学習院初等科(1949年卒)、都立日比谷高校、東京大学を経て、1959年外務省入省。同期には松浦晃一郎ら。 外務省大臣官房審議官、中近東アフリカ局長(1989年3月7日- )、駐ヨルダン大使、儀典長(1993年11月2日-1995年8月4日)を経て、式部官長。 1996年12月12日から2007年6月15日まで侍従長。 宮内庁侍従職御用掛を経て、2012年4月1日から宮内庁参与。 2007年、『プリンセス・マサコ』の出版に対して、宮内庁として容認できない記述に関する公式抗議状を送付。より近い立場にいる野村一成(東宮大夫)の対処との違いが際立って早かったと指摘されている。 2008年、瑞宝大綬章受章。退任後は皇室関連インタビュー・講演を多く行っている。『平成の皇室 両陛下にお仕えして』(明成社、2008年12月 主にインタビュー集)、『天皇家の執事 侍従長の十年半』(文藝春秋、2009年10月/文春文庫、2011年12月)を刊行している。 渡辺昭伯爵は父、渡辺千春伯爵は祖父。曾祖父には、明治の元勲の大山厳公爵や明治天皇崩御時の宮内大臣を務めた渡辺千秋伯爵がいる。親類には初代財務官だった渡辺武がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「渡辺允」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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