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渦電流式レールブレーキ : ウィキペディア日本語版 | 渦電流式レールブレーキ[うずでんりゅうしきれーるぶれーき]
渦電流式レールブレーキ(うずでんりゅうしきレールブレーキ)は、鉄道車両で使われる電磁ブレーキの一種で、電磁石によりレールに渦電流を発生させてブレーキ力を得る装置である。 == 原理 == レールに接近させて(7 mmほど離して)電磁石を設置し、ブレーキ力が必要な時にこれを励磁して、磁力でレールに渦電流を発生させてブレーキ力を得る。磁石のN-S極を前後方向に並べることで、同一地点のレールにはN極とS極が交互に接近するようになっており、これによる磁界の変化によりレールに渦電流が発生し、レンツの法則によりブレーキ力が得られる。 このブレーキによって車両の運動エネルギーはレールの渦電流に変化し、その電流の損失により最終的に熱エネルギーに変換されてレールを暖めることになる。 このブレーキの原理となっている、磁界の中で回転する円盤に渦電流が発生することを発見したのはフランスのレオン・フーコーである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「渦電流式レールブレーキ」の詳細全文を読む
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