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温故知新書 : ウィキペディア日本語版
温故知新書[おんこちしんしょ]
温故知新書(おんこちしんしょ)は、室町時代後期の文明16年(1484年)に成立した国語辞典。著者は新羅社宮司大伴泰広(大伴広公)。序文は園城寺学侶尊通による。全2巻(3冊)。
所収語数は約13,000。いろは順が一般的であったこの時代に五十音順を採用した最古のものといわれている。
まず語頭の音で五十音順の50の「部」〔あ行が「アイウエヲ」や行が「ヤヰユエヨ」わ行が「ワイウヱオ」と表記されているが、根拠は不詳である。〕に分け、更に分野・部門別に12の「門」〔「乾坤・時候・気形・支体・態芸・生植・食服・器財・光彩・数量・虚押・複用」〕に分けられている。
現在は、尊経閣文庫に写本が伝わるのみである。影印本2000年に刊行された。
== 参考文献 ==

* 『温故知新書・童蒙頌韻』八木書店 2000年8月 ISBN 4840623252

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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