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温麺[うーめん]
温麺(うーめん)は、素麺の一種であり、宮城県白石市で生産される同地の特産品である。白石温麺とも呼ばれ、「うーめん」あるいは「ううめん」と仮名で表記されることも多い。過去には雲麺と書いて「うんめん」とも呼ばれた〔佐久間義和『奥羽観蹟聞老志』巻之三(『仙台叢書奥羽観蹟聞老志』上巻75頁)。三原良吉「仙台民俗誌」16頁。藤原勉「仙台方言」50頁、58頁。〕。 == 製法 == 一般の素麺は生地を延ばす際、表面の乾燥を防ぐために油を塗る。一方、温麺は油を用いないのが特徴である。長さ10センチメートル程度で短い束にして売られることが多い。醤油や味噌で作った汁につけて食べるのが一般的である。熱くしても冷やしても食べるが、夏に冷して食べるのが主流の素麺とは異なり、温麺は冬の温かい麺に人気がある。茹で時間の短さと麺長の短さから、料理で扱いやすい。他の材料を混ぜ込んだ変わり麺も製造されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「温麺」の詳細全文を読む
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