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湖南焼[こなんやき]
湖南焼(こなんやき)は1851年(嘉永4年)-1854年(嘉永7年)の間に、滋賀県大津市長等山下、札之辻、または園城寺下鹿関町地域で作られた陶磁器である。落款印には「永樂」、「河濱支流」、「三井御濱」の押捺を持ち、永樂保全が最後に築いた窯として近世陶磁史に名を残す。 == 歴史 == 1851年(嘉永4年)に円満院門跡覚諄法親王の支援により、永樂保全が開窯する。色々な階層の人々に接して「河濱焼」、「三井御濱焼」、「長等山焼」などを試みるが、1854年(嘉永7年)保全の死去により廃れる。伝来品は数少ないが保全最晩年の作として名品が多く高い評価を得ている。 又、窯跡は未だ不明のままである。地域住宅の変貌および京都に通じる疏水路工事による地相変化の為、現在では窯跡の発見は不可能と云う説が有力である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湖南焼」の詳細全文を読む
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