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湘南サウンド (しょうなんさうんど)とは、1960年代以降神奈川県湘南(主に茅ヶ崎市)育ちの若者を中心に発表された、海やスローライフを主なテーマとする一連のライトミュージック。 == 経緯 == * 1955年、石原慎太郎が発表した小説『太陽の季節』が、第34回(1955年下半期)芥川賞を受賞し、日活で映画化されてヒット。全国の若者に湘南を印象づけ、太陽族を生み出した。 * 1961年、東宝で加山雄三の主演する若大将シリーズがスタートし、加山が歌手デビューする。彼の住む茅ヶ崎にも注目が集まった。 *:この年はカリフォルニア生まれのロックの新ジャンル、サーフィンが流行し、一方で藤沢市の鵠沼海岸から日本人によるサーフィンがスタートした年でもある。 * 1966年11月に加山の後輩に当たり茅ヶ崎に住む加瀬邦彦らがザ・ワイルドワンズを結成し、『想い出の渚』でデビューを果たす。 * 1969年、かつて加山父子が経営するパシフィックパーク茅ヶ崎でアルバイトしたことのある茅ヶ崎在住の岩沢幸矢と岩沢二弓兄弟がフォークデュオ「ブレッド&バター」を結成し、デビューする。 * 1976年、茅ヶ崎で生まれ育ち、やはり同所でアルバイトしたことのある桑田佳祐がサザンオールスターズを結成、1978年にメジャー・デビューする。 *:桑田の出身校鎌倉学園までの行動範囲であった茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市の地名や風景が歌詞の中に取り込まれ、知られるようになった。 * 1984年、「Cafeブレッド&バター」でコックとしてアルバイトをしていた平塚市生まれ、茅ヶ崎市育ちのテミヤンが歌手デビューする。 * 1985年、神奈川県北出身のTUBEが「ベストセラー・サマー」でメジャー・デビュー。夏をテーマにしたヒット曲が多いことで知られ、江の島、鵠沼を舞台とした湘南My Loveをヒットさせた。 * 2000年、ブレッド&バターの岩沢二弓が娘の岩沢シーマと父娘ユニット「mondayz」名義で、アルバム「monday beach」をリリース。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湘南サウンド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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