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湯沢城[ゆざわじょう]
湯沢城(ゆざわじょう)は、出羽国雄勝郡の南部(現在の秋田県湯沢市湯沢中央公園)の古館山にあった城である。 == 概要 == 小野寺氏の系譜や事跡については、史料的裏付けがとれず不詳な点が多いが、鎌倉時代に雄勝郡へ入部した小野寺経道が稲庭城を本拠とし、南部の抑えとして三男の小野寺道定により1227年(安貞元年)湯沢城を築いたとされている。 奥州仕置による一揆鎮圧後、最上義光が代官となり領有権を主張して小野寺氏と対峙した。1595年(文禄4年)に湯沢城が落城し最上氏の家臣楯岡満茂の居城となる。 その後慶長出羽合戦などで戦略拠点となった。1602年(慶長7年)に出羽国へ転封された佐竹氏が最上氏と領土を交換したことで佐竹南家領となり、初代佐竹義種が湯沢城の城郭や城下町の整備を行ったが、1620年(元和6年)の一国一城令により廃城となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湯沢城」の詳細全文を読む
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