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湯浅常山[ゆあさ じょうざん]
湯浅 常山(ゆあさ じょうざん)は、江戸時代中期の岡山藩士・儒学者。常山は雅号で、諱は元禎。字は之祥(士祥)。通称は新兵衛。『常山紀談』で著名。 == 生涯 == 岡山で禄高400石の中級藩士の家に生まれる。古学派に学び、歴史や漢詩、武芸にも通じた。24歳で家督を継ぎ、翌年藩命で江戸に出た際に荻生徂徠の門人である服部南郭に入門し、徂徠学派の太宰春台・松崎観海や同じ岡山藩出身の井上蘭台らとも親しく交わった。 岡山に戻った後、池田継政から3代の藩主に仕え、寺社奉行や町奉行を務めたが、直言が藩政批判と看做されて隠居を命じられた。以後は著述に専念した。 著書に戦国武将の言行をまとめた『常山紀談』、徂徠学派の言行をまとめた『文会雑記』、随筆『常山楼文集』などがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湯浅常山」の詳細全文を読む
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