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湿布[しっぷ] 湿布(しっぷ)はある程度の水分を含んだ布を意味し、主に物に効果を与えるために貼って用いる。 液体の薬品を布に塗布されている医薬品を指すことが多いが、 == 医薬品としての湿布 == 大別すると、温湿布と冷湿布の2種類に分けられる。主に筋肉の緊張を和らげる目的で用いられる他、打ち身・ねんざや皮膚病などの治療のために使用されるものもある。水分が多いため肌への密着度が高く、薬効成分が効率的に浸透する。布の部分はその薬部分を保護して貼ったままでの活動を容易にし、長時間の保持にも役立つ。 古くには、馬肉のスライスが打ち身などに効く湿布として用いられたり、練った生薬を布に塗布して肌に貼ったりしている。現代でもそれは行われているが、市販品としては腰痛や肩こり・筋肉痛の緩和のための湿布薬が普及している。 素材面からみると「パップ剤」と「テープ剤(さらに薄いものをプラスター剤と呼ぶ)」に分けられる。詳細は外用薬#貼付(ちょうふ)剤を参照のこと。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湿布」の詳細全文を読む
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