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暖湿流[だんしつりゅう] 暖湿流(だんしつりゅう)または湿暖気流(しつだんきりゅう)とは、気象学において、周囲の大気よりも温度(気温)が高く多くの水蒸気を含んだ空気、つまり高温多湿の空気のことを指す用語。気圧配置の影響などにより移動(移流)してくることで天候に影響を与えるため、それが気流であるという意味を込めて「(気)流」という語が入っている。湿暖流(しつだんりゅう)という呼び方もあるほか、一般的に天気予報では「暖かく湿った空気」と呼ぶ。 == 概要 == 暖湿流が、より温度が低い、または湿度が低い空気の塊に進入してくると、大気が不安定化して、対流雲(積雲や積乱雲)が発達し、驟雨(強度変化の激しい雨)、集中豪雨、雷、突風、霰・雹、気温の急変化などが発生することがある。 熱帯低気圧が温帯に北上・南下(日本では初夏から晩秋にかけて台風が北上)して来た際に運び込んだり、温帯低気圧の通過時に誘引したり、前線や収束線などに向かって吹き込む海洋性気団からの気流に含まれたりして、やってくることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「暖湿流」の詳細全文を読む
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