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国務総理大臣(こくむそうりだいじん)は、満州国皇帝の輔弼機関である国務院の長の官職名である。大日本帝国憲法下における内閣総理大臣に相当する。 1934年(康徳元年)の溥儀の皇帝即位に際して「国務院総理」から名称変更された。 国家元首である皇帝により任命されるが、満州国自体が大日本帝国の関東軍の支配下にあったため、実質的な権力は無きに等しい物であった。また自らの職務権限に基づく事務を処理するための補佐機関として総務庁があり、日本人官僚たちが集中的に配置されたため、ここが実質的な権能を掌握していた。 なお、国務総理大臣は満州国協和会会長と建国大学総長(学長)を兼務した。 == 国務院総理の一覧 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国務総理大臣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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