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満州国陸軍軍官学校
満州国陸軍軍官学校は、新京市(現在の長春市洋浦大街)にあった満州国軍の軍官学校である。満州国軍官学校とも。また、 所在地に同徳台(どうとくだい)という名称が付けられたことから〔林懐秋・石上正夫編『中国少年の見た日本軍: 日本語で綴る 10人の証言』青木書店、 1985年、53頁。〕、同徳台陸軍軍官学校とも呼ばれる〔同徳台第七期生会編『同徳台陸軍軍官学校第七期生史』 同徳台第七期生会、1990年6月。〕〔 同校は、1939年(昭和14年)に、満州国軍の士官学校として設立された。日本語で「士官学校」を満州語では「軍官学校」といい、満州国陸軍士官学校ではなく、満州国陸軍軍官学校という。日本人による将校を育成するだけの学校ではなく、台湾人、朝鮮人、満州人が同じ教育・訓練を受けた唯一の士官学校である。 == 概要 == 同校は1932年に設立された2年制の奉天軍官学校(1941年解体)を前身とする。1939年(昭和14年)4月、新京市(現在の長春市)に設立されて、このとき入学した1期生をはじめとして、1945年(昭和20年)4月に入学した7期生が最後の満州国陸軍軍官学校の生徒となった。 跡地は国民政府に接収され、国共内戦後は人民解放軍戦車第三編練基地となる。現在同地にはが立つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「満州国陸軍軍官学校」の詳細全文を読む
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