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満性寺
満性寺(まんしょうじ)は、愛知県岡崎市菅生町にある真宗高田派の寺院。山号は田生山。本尊は阿弥陀如来。 == 概要 == 武蔵国に親鸞の弟子で荒木源海という僧がいた。その源海の弟子了専と了専の弟親重が1289年(正応2年)、河内国より三河国に赴き、当地に寺を建て田生山(でんしょうざん)満性寺と号したのが始まりと言われている。 15世紀中葉における本願寺蓮如による三河教団の分裂、本願寺派へのくり込みの際には高田派に帰属した。16世紀の高田派の応真と真智による相続争いに際しては、妙源寺とともに真智方の中心寺院として活動したため、次第に権威は後退した。 満性寺は松平氏や在地の領主層の帰依を受け、小規模とはいえ不入の寺内を認められることとなる。そうした経緯から三河一向一揆(1563年~64年)の際は徳川家康に味方した。1602年(慶長7年)、黒印地50石を受ける。1636年(寛永13年)には徳川家光から朱印地と認められた。 境内には後述する種々の文化財のほか俳人鶴田卓池の句碑と墓がある。毎年8月7日~8日に虫干しを兼ねた展観が行われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「満性寺」の詳細全文を読む
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