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満洲映画協会 : ウィキペディア日本語版
満洲映画協会[まんしゅうえいがきょうかい]

満洲映画協会(まんしゅうえいがきょうかい)は、満州国の国策映画会社。略称満映1937年に設立。資本金は500万円(満州国と満鉄が50%ずつ出資)。看板スターは李香蘭であった。
満映は映画の製作だけでなく、配給・映写業務もおこない各地で映画館の設立、巡回映写なども行った。配給エリアは満洲国内及び日本租界である。中華民国の配給会社は中華電影との合同映画を除いては満映の映画を取り扱わなかった。
==理事==
満映設立以前に満鉄映画部が満州国での映画製作などを行っていた。
初代会長は清朝の皇族金壁東粛親王善耆の第七子、川島芳子の兄)であったが、実権は満鉄映画製作所出身の林顕蔵専務理事が握った。
満映の映画製作実績が上がらなかったため、満州国国務院甘粕正彦を2代目理事長に据え満映の改革に乗り出したとされる。甘粕事件で服役後、渡仏。さらに満州へ渡り満州国民生部警務司長などを務め協和会幹部の傍ら謀略機関の親玉として悪名を響かせていた甘粕を起用したのは武藤富男岸信介とされる。
両者の本心は甘粕がその功績の割に報われていない点への配慮があったとされ、武藤は、日本屈指の映画人で理事の根岸寛一を呼び出すと了解を求め、根岸は暫く考えた後に「受け入れます」とだけ答えたとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「満洲映画協会」の詳細全文を読む



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