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排水量(はいすいりょう、)とは、艦船の重量を示す数値。主として艦艇について用いられる。トン数の一種であり、''排水トン数''とも称される。 == 計算法 == 船を水上に浮かべた際に押しのけられる水の重量をトン単位で示した数値である。アルキメデスの原理より、船の重量に等しい数字となる。ただし、完成した船を実際に計量するのではなく、海水の比重を考慮した上で設計図を元に喫水線下の体積から算出されるのが一般的である。計算にあたっては、まず正面線図を用いて各断面での計画吃水線下の面積をプラニメータで求めたのち、これらの面積をシンプソンの第1法則を用いて計算することで、裸殻排水量()が求められる。これに副部排水量として外板排水量()と付加物排水量()を加えると全排水量となる〔。 なお常備排水量については、下記のような概算法が知られている。これによって、実際の値の95 - 98パーセント程度の近似値を得ることができる〔。 : :::常備排水量 :::水線長 :::水線幅 :::吃水 :::方形係数 (駆逐艦では一般的に0.47 - 0.52程度) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「排水量」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Displacement (ship) 」があります。 スポンサード リンク
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