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源兼昌 : ウィキペディア日本語版
源兼昌[みなもと の かねまさ]

源 兼昌(みなもと の かねまさ、生没年不詳)は、平安時代中期から後期にかけての歌人・官人。宇多源氏で、美濃源俊輔の子。子に昌快、前斎院尾張がいる。官位従五位下皇后宮少進
== 経歴 ==
官位には恵まれず従五位下・皇后宮少進に至るが、その後出家。没年については不詳であるが大治3年(1128年)頃には生存していたようである。康和2年(1100年)の国信卿家歌合以下、永久3年(1115年)、元永元年(1118年)、同2年(1119年)の内大臣忠通家歌合などに出詠しており、堀河院歌壇の下部集団である忠通家歌壇で活躍した。永久4年(1116年)の「堀河次郎百首」の作者の一人。
金葉和歌集』『詞花和歌集』『千載和歌集』『新勅撰和歌集』『新千載和歌集』の勅撰和歌集に和歌作品が計7首入集している〔『勅撰作者部類』〕。家集は伝わらない。
*小倉百人一首
*:淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守(「金葉和歌集」冬288)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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